ラグビーワールドカップ2019ってどんな大会?運営はどうやって行なわれている?
「ワールドカップ」と聞くと、大抵の人はサッカーを思い浮かべることでしょう。また、バレーボールやバスケットボール、ソフトボールのワールドカップも人気を博しています。
加えて、ここ数年で急激に認知度が向上しているのが「ラグビーワールドカップ」です。
ヨーロッパや南太平洋地域を中心として根強い人気を誇るラグビーは4年に1度ワールドカップを開催しており、間もなく2019年に次回大会が催されます。
では、ラグビーワールドカップ2019年とはどのような大会なのか、その概要について考察してみましょう。
世界中の強豪が集うラグビーの祭典
ラグビーワールドカップとは、世界各地で行なわれた予選を勝ち抜いてきた20カ国によって争われるラグビーの世界大会です。
第1回大会は1987年にオーストラリアとニュージーランドの共同開催で行なわれました。
2019年に東京で開かれる大会は第9回大会で、アジアで初めて開かれるワールドカップとなるので、アジア地区におけるラグビーの知名度向上に大きな役割を果たすことが期待されています。
第9回大会のテーマ
第9回大会のテーマは「UNITY(ユニティ)」です。
日本語では「一致」や「協同」といった意味があります。ラグビーの長い歴史を持つ伝統国と他の国々を調和・一致させる大会になるように、という願いを込めてこのテーマが選ばれました。
また、世界中のラグビーを愛する人々がこの大会を通じて団結し結束できるように、という開催国としての思いも含められています。
加えて、ホスト国として大会会場を訪れる人たちが試合を存分に楽しむことができるよう、一致してサポートしようという意気込みも感じられるでしょう。
大会を成功させるために綿密な組織が行われている
ラグビーワールドカップ2019は主に「ラグビーワールドカップ組織委員会」と「日本ラグビー協会」によって運営されます。
開会式および閉会式の管理、試合の運営や参加する選手たちのケア、チケット販売の取りまとめなどはすべてこの2つの組織が監督しています。
これらの準備は2009年の開催地決定以来、入念に行なわれてきているのです。
大会会場の設営や安全管理などは試合が行われる各自治体に委ねられています。
そのため、試合の開催都市となる自治体はそれぞれワールドカップ向けの特設サイトを開設しており、試合当日の予定や交通整理に関する事前の情報を提供しています。
現地で観戦する予定がある人は、該当する自治体のサイトを事前にチェックしておくと安心でしょう。